書籍詳細

ディケンズと歴史

外国文学その他
書籍名 ディケンズと歴史
価格 3,800円(税別)
著者名 矢次 綾
サイズ A5版
ページ数 270ページ
発行年月 2019年12月25日
ISBN 978-4-271–21062-7

■内容紹介
ヨーロッパ規模で歴史の時代だった19世紀に、ディケンズはいかに反応したのか。小説家が描く歴史と歴史家が描く歴史はどこが違うのか。歴史小説『バーナビー・ラッジ』および『二都物語』、歴史物語『子供のための英国史』に特に焦点を当てながら分析する。

 

序章
第一節 はじめに
第二節 ディケンズと歴史の特異な関係
第三節 いつのことを歴史と呼ぶのか
第四節 ディケンズの歴史意識や歴史小説に焦点をあてた先行研究
第五節 キーワード

 

第一部『バーナビー・ラッジ』
第一章 変化と不変
第二章 他者の歴史
第三章 歴史記述のフィクション性と狂人――『ミドロージァンの心臓』との比較

 

第二部『二都物語』
第四章 日常化したカーニヴァル――革命空間の集団および個人
第五章 歴史編纂――過去の暴露と現在の再構築
第六章 フランス革命期を描く小説の歴史性――『ラ・ヴァンデ』、『ふくろう党』、『九十三年』との比較

 

第三部『子供のためのイングランド史』
第七章 十九世紀における歴史の手引書探求という文脈の中で
第八章 十九世紀における現在および過去に関する議論の中で
第九章 描き切れなかった過去、現在、未来

 

終章

 

 

■編著者について
矢次 綾(やつぎ あや)
松山大学教授(人文学部英語英米文学科、大学院言語コミュニケーション 研究科)
博士号(文学、名古屋大学)取得(2008年)

 

主な著書として、「ギャスケルとア ン・サッカレー・リッチー」(『ギャスケル論集』第29 号、2019 年)、「『骨董屋』 における彷徨、憑依、異界」(『路と異界の英語圏文学』大阪教育図書、2018 年)など。

TOP