「聖母子像」の変容ーーアメリカ文学にみる「母子像」と「家族のかたち」
外国文学その他
書籍名 | 「聖母子像」の変容ーーアメリカ文学にみる「母子像」と「家族のかたち」 |
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価格 | 2,000円(税別) |
著者名 | 別府 惠子 |
サイズ | A5版(上製本) |
ページ数 | 176ページ |
発行年月 | 2019年07月12日 |
ISBN | 978-4-271–21060-3 |
■内容紹介
『緋文字』の冒頭、ニューイングランド植民地の処刑台に立つ、乳飲み子を胸に抱いた母ヘスターの姿は、美術史を飾る「聖母子像」を連想させた、という。本書は、アメリカ的想像力と「聖母子像」の変容をめぐる、一つのアメリカ文芸試論。
■編著者について
別府 惠子(べっぷ・けいこ)
神戸女学院大学名誉教授。
主な著書として、The Educated Sensibility in Henry James and Walter Pater(松柏社 1979年)、『回想録 生かされ、生きて七十年』(キリスト新聞社2013年)など。